４０歳以降のひどい巻き爪（仮称：足ヘバ巻き爪）
「巻き爪」、または「陥入爪」と呼ばれ、爪が親指の肉にくい込んで痛くなります。ひどくなると、赤く腫れて化膿を伴い、痛くて歩けなくなります。
巻き爪になる原因は、浮き指で長年、親指を浮かせて歩いているためです。爪に重力の負担がかからないと、爪が退化して丸く萎縮してしまいます。指先は筋肉が落ちて肉がブヨブヨし、萎縮した爪が一層食い込んできます。親指がスプーン状に反っている人に多く見られます。また「仮称：足へバーデン」で親指が浮いている人に多いです。
自分でできる治療法
軽い場合は、カサハラ式足裏バランステーピング法で足裏のバランスを整えて、親指をしっかり使い踏ん張って歩けるようにします。テーピングができない場合は、専用のテーピング靴下で対応します。また、親指の可動域を広げて踏ん張れるようにするために、「グーパーリハビリ運動」を毎日行います。なお、巻き爪がひどい場合は、ひょうそうになることもあるので、早めに専門医の治療を受けてください。
