足の裏の分厚いタコ

40歳以降のひどい外反母趾

足の裏の分厚いタコ


足裏の指の付け根にできる分厚いタコは、「中足骨胼胝腫(ちゅうそくこつべんちしゅ)」とも呼ばれ、角質層が厚くなり過ぎて、歩くとタコが異物となり痛みを感じます。タコの一部が角質層より深い皮下に到達した場合、真ん中に芯ができるのが「魚の目」です。

外反母趾や浮き指、扁平足があり、靴の中で指先がZ字型になっているのが特徴で、足指が縮こまって浮いているので、指の付け根となる中足骨骨頭部を地面に打ちつけ過ぎてしまうのです。

そのため骨を守ろうとする防御反応で、角質層が厚くなるのです。指の背にもタコができている場合が多くあり、ヒールやパンプスを履く人に多く見られます。

自分でできる治療法

タコを削った上で、カサハラ式足裏バランステーピング法を行い、足裏のバランスを整えます。タコは細胞が記憶しているので、削ってもまたできますが、繰り返しテーピングで足裏のバランスを整えておくと、半年~一年位で次第にできなくなります。タコは再発させないことが大切です。なお、「仮称:足へバーデン」がある場合は、「仮称:ヘバタコ」と名付け、一般的なタコと区別しています。また、すべてのタコには専用の免震インソールが効果的です。

注意点とアドバイス

モートン病に似た症状は「仮称:足へバーデン」や関節リウマチでも起こります。初期や中期では通常X線像には異常が現れません。本来のモートン病と区別することが重要です。